最終更新日 2024年11月22日 by einvestig
ローベッドとは、通常のものと比べて足が短かったり、またはフロアベッドとも呼ばれている、布団のように床面についている背の低いベッドのことです。
ローベッドのメリットとは?
最近では通常のベッドかそれをしのぐほど人気になっていますが、そのメリットの一つとなっているのが、見た目がすっきりしていて開放感を感じられることです。
特に狭小住宅が多い日本では、いかに空間を広く見せるかを考える必要が出てきます。
その点、背の高いベッドよりも低めのものや布団と同様の高さのものであれば、天井が高く感じられ、広々として見えます。
また、安全面や安心感というメリットもあります。
高さのある寝具だと寝相の悪さで落ちてしまう危険があるため、子供をベッドで寝かせることを躊躇する方もいますが、背の低いものだと、たとえベッドから落ちてしまっても受けるダメージは軽減できます。
大人でも小柄な女性などは従来の高さのものだと腰掛けるのにも高すぎる場合がありますが、ローベッドの場合は問題がなくなります。
さらに、元々、布団で生活してきた日本人には低いもののほうが安心感がある方も多いことでしょう。
また、特に背の低いベッドの場合、下にものを置くことができないので、布団や収納付きのベッド・フロアベッドと比較して通気性が確保できる利点があります。
特に湿度の高い日本ではカビなどの問題から通気性の高さが求められることが多いため、健康面で安心材料となります。
さらに、ロボット掃除機を持っている人であれば、特にお掃除のしやすさを実感する方も多いに違いありません。
そして、いろいろなマットレスを使用できるのもメリットです。
通常の高さのベッドだと、専用のマットレスしか使えないものもありますが、低いタイプのベッドは、床板の上にお好みのマットレスを置くだけのタイプのものもあるため、フレームのみ購入し、気に入ったマットレスを使用することができるのが利点といえるでしょう。
ローベッドのデメリットも確認!
では、ローベッドのデメリットにはどんなものがあるでしょうか。
一つとして挙げられるのが、足腰が弱い人や腰痛餅などの方には立ち上がるのが難しくなる点です。
足腰の弱った高齢者などのベッドを使用する利点は、ひざの高さと同等の高さから立ち上がることになるので負担を軽減することができる点にありますが、床に近い高さのベッドではおしりを上げるために労力がいり、立ち上がりにくくなってしまいます。
また、ハウスダストなどのアレルギーを持っている方は、床に近い場所となるため、ハウスダストの影響を受けやすくなるデメリットがあります。
加えて、寒さを感じやすい点もデメリットです。
特に床がフローリングだと寒さが伝わりやすくなり、寒がりの方には厳しいかもしれません。
コルクマットなど断熱効果があるものを強いたり、サーキュレーターを使ってお部屋の温度を均一にすることで解消するなど、対策を講じる必要があるようです。
さらには、ベッドの下が収納として使えないこともデメリットとなります。
日本は狭小住宅が多いので、収納を求めて寝具を考えている人にはローベッドは向いていないといえるでしょう。
ローベッドを選ぶ際の基準について
では、ローベッドを選ぶ際にはどんなことを考慮するとよいでしょうか。
一つには、寝具としての機能性を考えることができます。
ベッドを使っている人の悩みの一つに挙げられるのが、湿度やカビの問題です。
高さが低めのベッドでは収納が難しいため、通気性が良くなる利点がありますが、さらに調湿効果がある木材を使っていたり、すのこ仕様となっているとより効果が期待できます。
最近ではすのこよりも通気性は劣るものの、敷布団なども置くことができるボーダータイプもあるようです。
さらに考えたいのが、お部屋のインテリアとの組み合わせです。
カラーバリエーションが豊富な商品から選べるようになっていると、お部屋の雰囲気の中でベッドが浮いてしまうということが避けられるでしょう。
インテリアを重視して選べるものとしては、ステージ型フレームがあります。
ステージ型フレームでは、フレームより少し小さめのマットレスを置くことで、周囲をステージとして使うことができます。
このタイプのフレームはデザイン性が高くされているので、値段は多少高くなるものの、安っぽさを感じることなく、ベッドをインテリアとして使用できる利点があります。
また、家族構成なども考慮するとよいでしょう。
小さい子供がいて家族みんなで川の字になって寝たいと思う場合は、連結できるタイプの商品があります。
子供が大きくなった場合は、連結部分を切り離して別々の寝具として使用することができるので、成長に合わせて長期間使うことができるのがメリットです。
ローベッドは布団とベッドの良さを両方享受することができる、日本に合った寝具のアイテムといえるでしょう。
まとめ
メリット・デメリットを考えつつ、自分好みのベッドを持つことができれば、快適な生活を送るのに役立つに違いありません。
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