最終更新日 2024年11月22日 by einvestig
住宅の外壁は、常に雨風や日光に晒された状態です。
そのため10年単位の長い時間が経過すると、やがて劣化してきます。
紫外線によって色が変わったり、乾燥によってひび割れるのがその劣化による代表的な症状です。
それを予防する役割を持つのが外壁塗装で、住宅が完成した段階で施すことも多いです。
塗料が代わりにダメージを受けてくれる
塗料が代わりにダメージを受けてくれることで、建物自体の負担が少なくできるというわけです。
また塗料を塗ることで、建物全体をきれいな見た目に演出するという働きもあります。
塗料の色の選択次第で、雰囲気を大きく変えることもできるでしょう。
そんな外壁塗装を行うためには、基本的に専門家に依頼することになります。
大抵の地域では、依頼できる候補が複数見つかるはずです。
つまり複数あるところからひとつに絞り込む必要がありますが、その際に費用や仕上がりの確かさに注意しなければなりません。
もちろん安いに越したことはありませんが、安すぎると工程を省いたり質の良くない塗料を使うなどで、仕上がりが疎かになる恐れがあります。
さらに技術力は仕上がりだけでなく施工のスムーズさにも繋がります。
そのためまずはしっかりと相場を把握した上で、慎重に選びましょう。
参考・・・外壁塗装 神奈川県
外壁塗装に使用される塗料について
また外壁塗装に使用される塗料にはいくつかの候補があり、それぞれ耐用年数や費用が異なります。
寿命がやって来ると本来の性能が発揮されなくなる恐れがあるため、必要であれば塗装をやり直さなければなりません。
元も安いのがアクリルを使用したものですが、5年から10年程度しか持ちません。
逆に耐久性が最も高いフッ素は、場合によっては20年近く維持できますが、その分費用がかかります。
重要なのはそのバランスを調整することです。
工事の際には養生を施すなど色々な手順が必要なので、そこまで高い頻度で行うべきではありません。
ただ高いものを選択しても、リフォームや引っ越しなどで必要なくなるのであれば、費用だけが無駄になってしまいます。
したがって数十年先を見越して、建物とどう付き合っていくかをしっかり考えましょう。
外壁塗装は法律などで絶対にしなければならないというわけではなく、あくまでも使用する人が必要かどうかの判断に委ねられています。
まとめ
実際に建築してから1回も施さない家もあります。
外壁塗装をしなくても耐えられるかどうかは住宅そのものの強度や周囲の環境にも影響されます。
寿命が近づいていて依頼するかどうかを迷っている人は、専門家に相談してみると良いでしょう。