東進の特徴について

最終更新日 2024年11月22日 by einvestig

⒈ハイスクールと衛星予備校がある東進

予備校の一つとして有名講師やテレビCMでおなじみの東進を選ぶ人も多いことでしょう。
東進にはハイスクールと衛星予備校と呼ばれる二つの種類が存在しています。

この両者の違いについてよくわからないという人も多いものです。
簡単に言うと直営校舎かどうかという違いです。

ハイスクールは本社が直営している校舎で、一方の東進衛星予備校MSGは本社が運営しているわけではなく、そのほかには別に校舎のオーナーがいてそのオーナーが経営しているものです。

本社はオーナーに映像授業や教材を提供しているだけということになります。
この二つにどのような違いがあるのかというと、学習面においても費用面においてもそれほど違いは見られません。

どちらも映像授業を受けながら、勉強を進めていくシステムとなります。
しかし校舎の規模には大きな違いがあり、ハイスクールは規模の大きな校舎が多い特徴がありますが、衛星予備校の校舎は比較的規模の小さいものがほとんどです。

これにより衛星予備校の場合にはハイスクールよりも生徒数が少ないので、丁寧な指導が行われやすいと言えるでしょう。
反対にハイスクールは直営校舎なので、講師のライブ授業をうけることができたり、衛星予備校よりも先に新しいシステムが導入されることもあります。
校舎の規模が違うことでサービスの質や種類などには少しの違いはありますが、根本的にはどちらも同じと言って間違いはありません。

⒉東進の映像授業について

東進の特徴の一つに映像授業が挙げられます。
東大特進コースを除き、授業はすべて1コマ90分の映像授業が取り扱われることになります。

授業は1講座20コマの通期講座、そして1講座5から10コマの講習講座の2種類が存在しています。
通期講座と呼ばれるものは1年かけて受ける授業を指します。

一方で講習講座は夏期や冬期の講習といえば分かりやすいでしょう。
各講座は12段階にレベル分けされていて、自分のレベルにあった授業を受けられるようなシステムとなっています。

授業が終ったあとには確認テストと呼ばれる10分ほどのテストがあり、これにより授業内容がしっかりと理解できているのかをチェックすることになります。
確認テストで合格しなければ、次の授業に進むことはできません。

さらに授業を受け進めていくと、それまでの授業のまとめの復習をするための修了判定テスト呼ばれるものをうけなければなりません。
この判定テストは90分間で、確認テストよりも発展的な内容となっています。

しかし終了判定テストは合格点に達していなくても次へと進むことは可能です。
このように映像授業を受ければ終わりというわけではなく、確認テストや修了判定テストなどが実施されることで、知識が定着することにつながります。

⒊東進は講師陣がハイレベル

そしてハイレベルの講師陣も東進の大きな特徴といえるでしょう。
映像授業を受け持っている講師陣の実力は業界トップレベルと言えます。

なぜこのような優秀な講師が集まるのかというと、それはほかの塾や予備校から講師の引き抜きを行っていることによります。
ほかの塾や予備校などで評判がよかったり、実績を上げたりした講師がいたら常にスカウトに努めています。

このように講師の引き抜きを行っているので、パンフレットを講師を見てみると毎年講師の顔ぶれは異なります。
このように優秀な人材を集め、さらにはその中で競争化を図ることによって、常にトップレベルの講師が在籍するようなシステムがとられています。

そして東進だけのシステムとして、グループミーティングと呼ばれるものがあります。
これは入塾後毎週行われるもので、映像受講予定から参考書のペースなど1週間の受験勉強の計画を決めていくものです。

グループミーティングで面談をしてくれるスタッフのことを担任助手と呼んでいますが、この担任助手は東進で勉強して志望校に合格した大学生が担っています。

グループミーティングでは実際に受験勉強した経験を生かし、勉強計画のアドバイスが受けられることでしょう。
このグループミーティングではほかの生徒とも一緒に面談を行うことになります。

⒋高速基礎マスター講座と呼ばれる独自の講座も

担任助手一人に対して、生徒は2人から6人ほどで面談をすることになるので、学力が同じレベルの生徒同士で面談を行うことになるため、良い刺激になるとも言えます。

このグループミーティングはほかの塾や予備校にはないシステムであり、最大限に活用することで、受験勉強においては大きな利益を得られることは間違いありません。

最後にここでしか受けられることのできない英単語暗記システムがあげられます。
一般的には英単語を覚える際には、単語帳などを使い黙々と覚えていく人が多いことでしょう。

しかし高速基礎マスター講座と呼ばれる独自の講座があります。
この講座はパソコンやタブレットなどを使い選択肢形式の問題を答えながら英単語を覚えていく講座です。

英単語だけではなく英熟語や日本史など様々な種類の単語や用語を覚えることが可能です。
数あるサービスの中でも、一押しのサービスの一つと言えるでしょう。