最終更新日 2024年11月22日 by einvestig
賃貸経営は良いことばかりではありません。
時には困った問題に直面することもありますが、例えば住人が家賃を払えない場合です。
家賃収入のための経営にもかかわらず、支払いがされないのは大きな問題であり、現にスムーズに払ってくれない入居者もいて困った経験を持つオーナーは珍しくありません。
そのような問題や悩みはできるだけ抱えたくないものですが、そのためにも活用が推奨されるのが全保連などの家賃保証会社です。
すでに導入しているケースは多いですが、メリットのあるサービスですので注目してみると良いでしょう。
名称からも察しがつくかもしれませんが、保証をしてくれるサービス会社のことです。
もし支払いがされない時には保証会社の方で立て替えを行ってくれますので未払いに困ることがありません。
そして立て替えてくれた分は入居者の方へと保証会社から請求がいくのですが、その作業を代理でやってもらえるのもメリットです。
一括して請け負ってくれますから、精神的な負担もかなり軽減できることでしょう。
保証会社を利用するメリットとは?
ところで、保証会社は入居者にとってもメリットがあると言えます。
例えば保証人を用意できない時には、保証会社が代理の存在になってくれます。
保証人問題で部屋が借りられないというケースは少なくありませんので、いざという時に役立ってくれるはずです。
ただ保証会社を利用して契約をしている場合、もし払えない事態に陥った時に苦労する可能性があることも知っておいた方が良いでしょう。
立て替えをしている保証会社からすると、資金繰りのためにも債権の回収を急ぐ傾向があります。
つまり取り立ても厳しく、部屋に居られる期間も短くなることがあるのです。
無論、支払いをしない側に問題があることは間違いありませんが、時には短期間で法的措置に発展することもあります。
なお、立て替えや取り立てをやってくれる便利な存在ということもあり、賃貸を借りる時には保証会社の利用が絶対になっているケースも増えています。
たとえ自前で連帯保証人を用意できる場合でも利用しなければいけないことがあるため、きちんと保証人を用意できる人からすればあまり意味のないようにも感じてしまうかもしれません。
もし全保連などの保証会社を利用する時には入居審査があり、場合によっては落ちてしまうこともあります。
保証会社側としても、支払いが滞るような入居者が入ることは避けたい思いがありますので、審査基準に満たない場合ですと拒否されます。
全保連より引用